映画「オペレーション・ミンスミート」を観てきた。
面白いのが、「007」の作者、イアン・フレミングが立案した作戦を実行する話(実話)というところ。とはいえ、極秘作戦だったこともあって、作戦の全容にはまだよくわかっていない点も多いとか。
とはいえ、スパイ小説の作者が本当に秘密作戦に関わっていた、というところが面白いし、「007」のキャラクターの元になっているのかな？と思わせるキャラクターも居るので007シリーズのファンが観ても楽しめるかも。
映画は死体にニセの秘密文書を持たせて、ナチスに拾わせて本当だと思わせる、という作戦を描いてるんだけど、これが実話だっていうところが凄いところ。
ホントかよ、と思うような作戦だけど、死体を軍人だという事にするために、あれこれ細かい設定を考えて、ボロが出ないようにしていたり、ちゃんと気をつかっていて、興味深かった。
実際に、この作戦の成否に数万人の兵士の命がかかっているわけで、そういう意味での緊張感が凄かったな。
