週末に観た映画1本目は「ヴィレッジ」です。
オリジナル脚本作品で、田舎の村に住む複雑な家庭環境の主人公が、過去と向き合いながら、進んで行く・・・というような作品です。
この村には、巨大なゴミの最終処分場が作られていて、主人公もそこで働いていますが、そもそも処分場を作る事にも、過去に反対運動があったり、現在の処分場に関しても後ろ暗い秘密があり、それが表沙汰になりそうになって・・・という流れなんですが、登場人物のそれぞれが、ハッキリと悪い人間と言える人は少ないのに、大きな運命に流されていって、不幸になっていってしまうところが、なんとも切ない作品です。
フィクションだけど、実話ですと言われても納得できるような作品になっていますし、主演の横浜流星さんはじめ、俳優陣が素晴らしいので、本当に見応えのある作品になっています。