自分もそれなりにいい年齢(年齢は非公表ですが)なので、さすがに社会に無関心というわけにもいかないと思っていて、そこそこ本を読んだりしています。
というわけで読んだのはこの本「この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体」です。
この本を知ったのは、Twitterだったかな?2021/7/21発行、とあるのでちょっと話題が古い話だったりもするけど、この二人の問題提起は古くなっていないと感じた。
社会的弱者、マイノリティに対する不寛容、分断、権利の主張を許さないような空気みたいなものはなくなっていないし、攻撃的な発言をSNSで垂れ流す人もなくなっていない。
心に余裕がないのはなぜなのか、自分の気に入らない人とでも一緒に生きていこうと思えない人がいるのはなぜなのか、すごくモヤモヤするけど、まずは知る事から始めたいと思う。
自分にも偏見とか、そういう気持ちがないとは言い切れないと思うから。