この週末は観たい映画が多くて、昨日も2本観てきたところなんだけど、今日も2本観てきました。そのうちの1本が「チェチェンへようこそ ゲイの粛正」。
ロシアのチェチェン共和国でLGBTQの人々を弾圧する政府当局に立ち向かう活動家グループを追うドキュメンタリー。
チェチェンで性的マイノリティが「悪」とされているのがなぜなのかは、細かく語られていないが、歴史的な経緯があるのか、宗教的な何かなのか。
政府が何かを弾圧する時、自分が弾圧される側に入っていないからといって、無視してはいけないという話があるけど、ナチスがユダヤ人を迫害したり、この映画で描かれているように、チェチェンで性的マイノリティを弾圧するような、何かを「悪」として共通の敵を作る事で国民をまとめるようなやり方にだまされるような事がないようにしたい。
日本であり得るとすれば、在日の方に対して、だろうか。日本の場合は、性的マイノリティに対してはそこまでにはならないような気がしている。江戸時代の武士が男色趣味を持っていた歴史とかもあるので、それよりは外国人排斥の方が可能性が高そうに思える。
そうならないようにちゃんとチェックする、例えばそういう人間が政治家になろうとしたら選挙で落選させる、そういう事が大切なのかな。