今日の2本目は「牛久」を観てきた。
これは牛久市にある東日本入国管理センターに収容された難民申請者に監督が面会を申し込んで、その内容を隠しカメラで撮影した、というドキュメンタリー。
隠しカメラを使っているのは、撮影が禁止されているから。
ここで隠しカメラを使って撮影するのはルール違反だからと言って避難する人はいるだろうか?ルールに違反するのは褒められた事ではないかもしれないが、何が正義なのかは個人の倫理感に従うべき(もちろんそれによってなんらかの処分を受ける事はありうる。例えば、杉浦千畝さんもビザを発行した事で外務書を辞める事になり名誉回復までに44年間かかっている)
正直、自分も入国管理局で起きている事は少しニュースで聞いていたが、ここまでヒドい事になっているとは思っていなかった。
これを知らないのは日本人としてマズいと思ったし、この映画を観てどう判断するのかは個人の自由だが、これを知らないで済ませるのはあまりにも無責任な気がする。
まだまだ公開されたばかりなので、ぜひ観て欲しい映画です。