ヨシノビの日記

趣味についてのあれこれを書いてます。映画、ゲーム、NFL・・・。映画の感想はネタバレとか気にせず、書きたいように書いてます。

教育と愛国

4本目は「教育と愛国」


日本の教科書検定についてのドキュメンタリー。自分には子供はいないけど、子供を持つ親であれば観た方がいいのと、どんな教科書で勉強しているのかを見せてもらった方がいいのでは、と思った。

歴史の教科書の記述は研究者が研究結果に基づいて記載すべきであり、内閣が閣議決定したものに基づくのでは、学問と政治の独立性が保てないし、政権が変わったら歴史認識も変わってしまう事になる。それはおかしいよね。

作中に出てくる、東大教授が「歴史から学ぶ必要はない」と語っているのには怖くなった(この映画はフィクションじゃなくてドキュメンタリーなので、この教授は本気でそう言っている!)

パンフレットに、サミュエル・ジョンソンの「愛国心はならず者の最後の拠り所(Patriotism is the last refuge of a scoundrel.)」という言葉が載っているそうです。
声高に愛国心を叫ぶ人には気をつけたいですね(そもそも国を愛せ!と教育しなければ愛せない国なんて終わってるでしょ)