先週末の2本目は「ベイビー・ブローカー」。
是枝裕和監督が韓国の俳優と作った作品です。日本の映画界は是枝監督にお金出さないんですか?という気もするんですが、ソン・ガンホ主演の本作は見応えありました。
韓国には赤ちゃんポストがあって、その是非はともかく、一人の赤ちゃんが捨てられるところから、赤ちゃんを売ろうとするブローカー二人組、母親、刑事が入り交じるロードムービー、という感じ。
それぞれが過去を抱え、母親が赤ちゃんを捨てようとする理由や、ブローカー二人組が、ただ単に売れれば誰でもいい、というわけではないかったりする部分が明かされていく展開はすごく良かった。
ラストというかラストシーンの後にどうなっていくのか、非常に気になるエンディングだったので、ぜひ観て欲しいですね。