先週末は「ゴヤの名画と優しい泥棒」を観てきた。イギリス映画で、テレビが娯楽として大きな位置を占めていた時代(1961年を舞台にしています)に、公共放送であるBBCの受信料を無料にするために、ゴヤの絵画を盗んだ主人公の話です。
映画の冒頭で、テレビを改造してBBCが写らないようにする事で、受信料から逃れようとするシーンがあって、日本では今でも同じようなことやってるな、って思ったりした。
物を盗むことは確かに悪い事ではあるけど、法律に触れる事がイコール悪、というわけではないよね、という考え方には共感できた。
善悪の判断は法律が決めるんじゃなくて、自分の倫理観で決めるべき、と思うからだ。
映画の感想はネタバレを気にせず書くつもりだけど、この映画の本質は最後にどうなる、というところとは関係ないと思うので、この映画についてはあえて書きません。