週末の2本目は「連鎖」。期間限定上映だったので、上映が終わる前に観られて良かった。
知的障害を持つ主人公と父親を探す家出少女の友情関係と、それを取り巻く大人達の関係がある事件をきっかけに変わっていくという話。
前半の牧歌的な雰囲気から、後半で周りが手のひらを返して主人公に冷たくしていく流れがなんとも恐ろしいけど、観客は何が起きたか理解している(描写されていないシーンもあるかもしれないけど)周りの登場人物はそれを知らないし、知る事が出来ないから、自分の物差しで何があったのか理解しようとする。
自分がこの映画の登場人物だったら?主人公を信じる事が出来る?
最後まで救いがないのがキツいけど、観て良かった作品です。