週末に観た映画2本目は「タタミ」です。
東京国際映画祭で公開された映画で、まだ日本での配給が決まっていない作品ですが、本当に素晴らしい作品なので、日本での公開が決まって欲しいですね。
柔道の世界選手権に出場したイランの女子代表選手が、勝ち進んだ際にイスラエル代表選手と試合をする事になる可能性が高いため、イラン政府からの棄権命令を受けて・・・という作品です。
本人だけでなく、監督へのプレッシャー、家族に対する脅迫等、柔道の試合そのものの緊張感に加えて、棄権命令に対してどうするのか?という緊張感もあり、サスペンス映画的な作品になっています。
また、撮影に関しても内容が内容だけに秘密裏に行われたそうで、その緊張感もフィルムに焼き付いているのかもしれません。