先週末に観た映画2本目は「アウシュヴィッツの生還者」です。
有名な強制収容所である、アウシュヴィッツからの生還者の主人公がアメリカでボクサーとして活躍しながら、生き別れた恋人を探しています。
ボクサーとして有名になる事で、自分に気がついてもらおうとする一心で新聞のインタビューで、アウシュヴィッツでの体験を話します。
ボクサーとして収容所で、同胞に勝ち続けた事で生き残ったと語る記事は、アメリカで同胞から裏切り者扱いをされる事にもなります。
結局生き別れた恋人と会うことは出来ず、主人公は別の女性と結婚して子供もできます。
そこに、かつて協力した新聞記者から、生き別れた恋人が見つかったという連絡を受けます。彼女と会うのか会わないのか、子供に自分の収容所での体験を語るのか語らないのか、いろいろな葛藤の末に、主人公が出した結論は・・・という作品で、重い作品ではありますが、非常にいい作品になっていますので、機会があればぜひ観て欲しいですね。
