週末に観た映画2本目は「さかなのこ」
原作がさかなクンの自叙伝だけど、原作は未読です。どこまでが本当でどこまでがフィクションなのかはわからず。まあ、さかなクン本人が出ているシーンはフィクション・・・かもしれないけど、近所に名物おじさんみたいな人がいた可能性はあるのかな。
主演はのんで映画の冒頭に男か女かはどうでもいい、とハッキリ文字で出てくる通り、そこは別に主題じゃないので、気にならなかった。
のんの「普通って何?」っていう台詞とか、幼なじみの柳楽優弥が彼女にのんを紹介するシーンで、のんが「さかな博士になりたい」と言ったのを彼女がいい年なのに、と笑い飛ばしたりするシーンがなんとも観ていて苦しさを感じた。
Creepy Nutsの「かつて天才だった俺たちへ」という好きな曲があるんだけど、その歌詞を思い出したりした。
いい年なのに何者でもない自分と向き合うのがちょっとキツいというか。