先週末は3連休だったけど、予定がつまっていたので映画は1本だけ、「空気殺人 TOXIC」を観てきました。
タイトルだけだとホラー映画かな?という感じだけど、韓国で実際に起きた加湿器殺菌剤事件をベースに描いた社会派映画です。
事件の細かい内容を知らないので、映画がどこまで実話そのままなのかはわかりませんが、主人公の大学病院の医者が、息子と妻が同じ病気にかかり、妻がなくなってしまう、という事件を受けて調べてみると同じ症状の患者がたくさん見つかり・・・という話です。
商品の製造元が世界的大企業で、腕利きの弁護士を雇ったり、金にものを言わせて被害者と示談したりで、被害者側に勝ち目があるのか・・・という作品。
全体的なムードは暗いですが、池井戸潤さんの小説が好きな方にはオススメ出来るのでは?という内容で、今年観た映画ではトップクラスに面白かったと思っています。