週末に観た映画3本目は「福田村事件」です。
オウム真理教のドキュメンタリー作品で有名な森達也監督が関東大震災の混乱時に実際に起きた映画福田村事件を題材にした映画です。
※実際には居なかったキャラクターが居たりする等、ドキュメンタリー作品ではないようです。
とはいえ、実際に起きた事件はそのままなので、なんとも人間の恐ろしさを感じます。
この事件で犠牲になったのは、四国からきた行商団なんですが、四国の訛り等で日本語がうまく話せないから朝鮮人なのでは?と疑ったりする等、実際の事件の映画化なので犠牲になるとわかっていてもツラい描写が多いですね。
とはいえ、こういった事件をきちんと映画に出来るのは素晴らしい事だと思いますね。
例えば、ドイツではナチスの行った事について、映画等で描いているのに、日本の過去の汚点みたいなものは映画化される事が少ないと思っています。