週末に観た映画3本目は「落下の解剖学」です。
フランスの雪山の山荘で起きた転落事故と、その事件の裁判の顛末を描いた作品です。
事件を目撃したのは、視覚障害を持つ子供、転落したのはその父親、山荘にはその他に母親が住んでいる、という状況でただの転落事故かと思いきや、いろいろと不審な点がある事から、妻が殺人を疑われ、裁判が行われるんですが、そこで夫婦の間の秘密等が暴かれていく、という作品になっています。
映画の中で裁判の決着はつきますが、転落事故の真相は語られません。残された親子が今後どうなるのか、事件の真相は一体どんなものなのか・・・想像の余地があるので、いろいろと考察するのも楽しいかなと思いますね。