5本目は「ロストケア」。
とにもかくにも、松山ケンイチさんが素晴らしいですね。元から素晴らしい俳優さんだということは知っていたつもりでしたが、圧倒的でした。
内容的にはメチャメチャ重くて、観ていてしんどい映画です。
もちろん、法律的には人を殺した松山ケンイチが悪であり、裁かれる対象である事に疑問の余地はないんですが、そんなに単純に割り切れない、モヤモヤしたものが残ります。
映画の中でも、裁判のシーンで松山ケンイチを「人殺し!」となじる人が出てくるかと思えば、介護から解放されて、幸せを手にする人も描かれています(表だって松山ケンイチに感謝を捧げているわけではないですが)
さて、映画を観たあなたはどうですか?というわけですね。